当会が支援をした北朝鮮拉致問題 ドキュメンタリー映画「アブダクション(拉致)」上映会に参加。

6月26日、当会が支援をした北朝鮮拉致問題ドキュメンタリー映画「アブダクション(拉致)」上映会に参加しました。この試写会にはマスコミ各社、ジャーナリスト、政治家、外務省関連の方々が出席。またこの映画は、優れた自主制作の作品などを選ぶアメリカの「スラムダンス映画祭」のドキュメンタリー部門で、優秀作の一つにノミネートされています。題材は、13歳で北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの救出を求める父親の滋さんと母親の早紀江さんの29年間の活動を追ったもので、製作者(クリス・シェリダン、パティ・キム両監督)は、このひどい現状を多くの人に知ってもらいたいという気持ちで活動しています。

上映会の様子
左から横田早紀江さん 横田滋さん パティ・キム、クリス・シェリダン両監督

このドキュメント映画は、横田さんを筆頭とする拉致被害者の家族の方々にとって一番大切なことが、無事に自分の家族たちが戻ってきてほしいということであるにもかかわらず、それを取り巻く環境は、家族の気持ちを曇らせているような気にさせられました。また、内容も非常に分かりやすく、拉致問題の本質的な問題点を浮き彫りにし、この問題を表面上でしか理解していなかったことを気付かせてくれ、非常に身につまされる思いがしました。

NPO日本を元気にする会は、彼らを支援するに当たり、シンプルで分かりやすい現実を多くの人に伝えていきたいと考えています。

一瞬でも想像してみてください「もし、自分の家族だったら・・・・。」と