第16回 政経リスク研究会

題目:「東日本大震災への自衛隊の支援活動」
日程:8月9日(火)16:00~17:30
場所:陸上自衛隊幹部学校(自衛隊目黒駐屯地内)
講師:河村 仁 陸将 陸上自衛隊幹部学校学校長
司会:橋本 靖明 氏 防衛研究所 研究室長

今回は目黒駐屯地内にあります陸上自衛隊幹部学校にて、陸将・学校長である河村仁氏に、東日本大震災でのご経験始め、自衛隊の支援活動をお話頂きました。河村陸将は、自ら第10師団(名古屋市)を率い、大震災発生直後から部隊を編成して即座に対応し、宮城県南部の被災地に出動されました。支援活動の実際は活動の記録としてビデオでもつぶさに見ることができ、3月12日から5月23日までの75日間、人命救助活動、行方不明者捜索、応急復旧活動支援(給水支援や入浴支援など)、チャリティー活動を通して、被災地や被災者の現状、自衛隊の即応態勢や想定外の災害に対して不足していた準備について、支援活動にあたった自衛隊員の実際、消防や警察との連携や米軍との連携について、そして未曾有の災害で指揮官として任務にあたられたご経験をお話頂きました。

【参加者】
今回は、34名の会員の皆様に参加して頂きました。
スペースの関係で、お名前は省略させて頂きます。

【懇親会】
研究会終了後、目黒駐屯地内クラブにおいて懇親会を開催
懇親会には河村陸将を始め、自衛隊幹部学校の皆様も参加されました。

【謝辞】
今回の研究会開催にあたり、河村陸将、研究室長の橋本氏、総務部長の日向一等陸佐、教育部長の小森一等陸佐、庶務班長の工藤三等陸佐以下、庶務班の皆様方には送迎から会場設営、運営にいたるまで、多大なご助力を頂き感謝しております。心から御礼申し上げます。