上海・香港 視察ツアー

2011年9月26日から30日まで、世界の注目する拡大マーケット・中国を視察しました。
今回はその中でも外食産業にスポットを当て、上海・香港の中心地点を視察。特に日本食の中で、「とんかつ」と「ラーメン」に注目。すでに「とんかつ」では日本を元気にする会の副理事長の店である銀座梅林が2年前より香港、今年は上海に出店しているため、銀座梅林の澁谷の案内で視察しました。

最初の訪問先の上海は、確実に日本食のマーケットは拡大し、味・サービスの向上も急です。一行は到着日の夜に上海梅林で食事。上海のみ参加の山本山の山本さん、嶋田理事長夫妻、山本山現地駐在の白石さん、伊藤憲司さん、大勝軒の岩崎さん、そして私澁谷の7名で、上海梅林の「とんかつ」を堪能しました。その後はペニンシュラホテルの屋上ラウンジで上海の夜景を見ながら軽くドリンク。

翌日は郊外の昔ながらの水路地区を観光、夜には白石さんおすすめの上海料理。合間に現地のラーメン店を試食。締めは泊まっているリッツカールトン上海浦東の最上階58階のテラスでドリンクでした。
上海は安定した材料の調達に大変苦労をしています。なかなか良い業者がいません。飲食店は食材調達のウエイトが大きく、その次に職人の技量、サービスの提供になると考えます。

3日目は上海から香港に移動し、その日は香港梅林で食事。その後にテラスのあるレストランが並ぶところでドリンクタイム。30年前に嶋田理事長の香港事務所に近く、嶋田さんは激変した環境に絶句状態でした。締めに日本企業のラーメン店を試食。

翌日は梅林の支店のある地区を回りましたがあいにく台風の直撃で外出制限のレベル8。逆に道がすいていて、効率よく車で回れました。飲茶があれば3食大丈夫の嶋田さんは昔ながらのワゴンタイプの飲茶がどんどん無くなっているので、悲しがっておりました。でもしっかりマキシムの飲茶を堪能されていました。
香港の仕入れは安定していますが、料理人の質はいまいちであり、現地の職人に日本食のレベルを求めるのに苦労しています。

帰国日にも朝食はマキシムの飲茶。天候もあり、日本食の食事情は全てを視察は出来ませんでしたが、変わりつつある上海・香港の飲食事情を視察したツアーでした。

視察ツアー団長 澁谷昌也(日本を元気にする会副理事長)





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